1995年7月21日、任天堂は横井軍平の発案によるバーチャル・リアリティマシンを市場に投入しました。
任天堂は30年も前にバーチャルゲームを開発した時代を先取りしすぎたゲームの一つです。(もう一つはドリームキャスト)
この記事ではバーチャルボーイのソフト19本を紹介します。
バーチャルボーイの概要
バーチャルボーイは、任天堂が1995年に発売した家庭用ゲーム機です。
立体視を実現するために赤と黒のモノクロディスプレイを使用し、頭を装置に固定してプレイする独特の形状をしています。
しかし、その特異なデザイン、限られたカラーパレット、使用時の不快感などから市場での評価は低く、商業的には失敗に終わりました。短期間で生産終了となり、ゲーム機史上の珍品とされています。
昨今ではVRのゲームが少しずつ増えてきていますが30年近く前にヴァーチャルゲームを開発したのは先進的すがいたように思います。
バーチャルボーイのソフト一覧19本
バーチャルボーイのソフトはいずれも1995年にしか発売されていません。
発売日順にまとめています。
発売日(1995年) | タイトル |
---|---|
7月21日 | マリオズテニス |
7月21日 | ギャラクティックピンボール |
7月21日 | テレロボクサー |
7月21日 | レッドアラーム |
7月21日 | とびだせ!ぱにボン |
8月11日 | T&E ヴァーチャルゴルフ |
8月11日 | バーチャルプロ野球’95 |
8月12日 | バーティカルフォース |
8月25日 | V・テトリス |
9月28日 | マリオクラッシュ |
9月28日 | スペーススカッシュ |
9月29日 | ジャック・ブラザースの迷路でヒーホー! |
10月6日 | バーチャルフィッシング |
10月13日 | インスマウスの館 |
12月1日 | バーチャルボーイワリオランド アワゾンの秘宝 |
12月1日 | スペースインベーダー バーチャルコレクション |
12月8日 | バーチャルLAB |
12月22日 | バーチャルボウリング |
12月22日 | SDガンダム DIMENSION WAR |
マリオズテニス
マリオと仲間たちは、テニスコートを自由自在に駆け巡り3Dでテニスをプレイします。
本作は、マリオたちがテニスをするシリーズの中で初めての作品となりました。
マリオズテニスは、従来のテニスゲームでは不可能だった動きを実現し、バーチャル体験を提供するテニスゲームとして新しい地平を開きました。
マリオやピーチ、キノピオ、ドンキーコングJrを含む、7人のキャラクターでプレイできます。
ギャラクティックピンボール
「ギャラクティックピンボール」はバーチャルボーイで発売されたピンボールゲームです。
宇宙をテーマのピンボールゲームで、3D効果を駆使したゲームデザインが特徴です。
プレイヤーは宇宙船を操作し、様々なミッションをクリアしながら高得点を目指します。このゲームは、バーチャルボーイ独自の赤と黒の画面を活用し、3Dのピンボールが遊べます。
ユーザーには評判が良くVB隠れた名作の一つと言われています。
バーチャルゲームのソフト一覧まとめ
バーチャルボーイは19本のみのタイトルしか発売されませんでした。
任天堂でも最も失敗したゲームハードと言えるのではないでしょうか。
しかし、市場にあまり出回らなかったため現在ではゲーム本体やソフトはプレミア価格となっているものが多いです。